2004.08.29

スペイン旅行記〜6日目

みなさん、覚えているでしょうか…スペイン旅行記が途中で放置されていたことを。
実は相方はとっくに書いていたらしいが、私と同じタイミングでアップするつもりでずっと下書き状態で待っていた様子。やっと書いたよ…てか、長過ぎ。
忘れてしまった方や、何のことやらという方も多くいらっしゃるかと思うのでまとめ読みはコチラで。

4月14日水曜日

今日はついに最大の目的バルセロナへの移動日。昨日でバスツアーは終わったためまた自力移動をしなければならない。
毎日荷ほどき、荷づくりをするのにもだいぶ慣れたな。しかし、スーツケースがもうそろそろ限界。最後のロックは上から乗らないとできない状態になっていた。バルセロナに着いたらもう1個買わなきゃなぁ。

朝食後、オクシデンタル・セビーリャをチェックアウトし、タクシー乗り場へ。
今回も悪徳タクシーじゃありませんように‥
大きいスーツケースを持っていると、どの運転手さんもトランクに抱えて乗せてくれる。ああ〜、重いんです、超重いんですー、すみません〜。(ホント半端じゃない重さになってた)

運転手さんも乗せながら「Oh! Very Heavy!」と笑っていた。あ、いいヒトそう。良かった。
乗り込むと、運転席前のダッシュボードになにやら怪しいモノが。ん??

よく見たら、猫と犬の人形。赤べこみたいな仕組みみたいで、車の揺れに合わせて首がゆらゆらしてる。目の前に吊るしてあるのは、生ハムのミニチュア?

taxi.JPG

あ、生ハムが揺れるのをワンコとニャンコが見上げてるんだー、かわいい!!

よし!いい運転手に当たった!!(どんな基準や‥)

道中も、今までの運転手さんとは違って英語でいろいろ話しかけてくれる。こっちは英語もペラペラとまではいかないため、なんとなくのニュアンスで会話。

「セビーリャは良かったかい?」とか、
「もう日本に帰るのかい?」とか、かなり英語が達者な運転手さんだった。
しかも最後別れ際にスーツケースを降ろしてくれながら、
「つたない英語でごめんね〜」みたいなことまで言ってた。

イヤイヤイヤとんでもないっ!
私たちより全然お上手でしたとも!!

セビーリャ空港にはちょうどいい時間に着いた。…ハズだった。。

セビーリャ→バルセロナはイベリア航空がとれなかったそうで、エアーヨーロッパ。
搭乗手続きをした時に空港のお兄さんが、チケットの搭乗時刻を指しながら

「この時間には出そうにない、30分は遅れる」

とか言ってた。

なんか遅れてるみたいだ。バルセロナに早く行きたいのにい

案の定、出発時刻は当初の予定より40分くらい遅れた。まあ、飛行機の遅れはどこの国でもあることなので、仕方ない。
問題はバルセロナに到着してからだった。

セビーリャからバルセロナまでは1時間半くらい。機内誌をパラパラ見たり窓の外を見ていたらすぐだった。
さあ!荷物を受け取ったらホテルへ移動よ!

荷物受け取りで待つ


待つ




待つ






待つ






出てこんやんけー!!!






私たちの荷物が出て来ないのではない。誰の荷物も出て来ないのだ。他のレーンでは私たちより後に到着した人たちが荷物をとってさっさと出ていく。


あ!

流れてキターーーー!

…1コだけ…

なんかわかんないけど、たたまれたベビーカーがえんえん回り続けていた。

結局30分以上待ったのではなかろうか。しかも、出て来たスーツケースは角がボコッとへこんでいた。




コラーッ!エア・ヨーロッパ!!!




イベリア航空はこんなことなかったなー。ハズレかあ。
もう…結局エア・ヨーロッパのせいで2時間弱もバルセロナ入りが遅れてしまった。おのれ…

気を取り直してホテルへ向かう。
今回のホテルはサンツ駅近くのホテル・エキスポ。前日にガイド本でチェックしたら、空港からサンツ駅には鉄道(レンフェ)が走ってるとのこと。おお!安いし早いし、それだ!!!

…なかなか駅にたどり着けなかったけど…

renfe.JPG

電車に乗ると、斜め前のカップルはかなりラブラブな感じ。いやー、バルセロナでは何度も電車に乗ったけど、カップルの密着度がスゴイ。電車の中でチューなんて当たり前だ。どこかで乗って来たアジア系のカップルなんて、服に手をつっこんでおっぱいをモミモミしていた。しかも、カップル+もう1人友人らしい人がいて、女性の方はモミモミされながらその女性とそ知らぬ顔で話し続けていた。あれはどんな関係の3人組だったんだろうなぁ。

ホテルがあるのはサンツ駅近く。サンツ駅で降り、スーツケースを転がしながらホテルを探す。
駅を出ると、すぐ見つかった。大きいホテルだ。ちょっと古いかな。
フロントの女性はカタコトだが日本語を話せるようだ。初めてだな。日本語聞いたのは。
でもホントにカタコトなので、微妙に間違ってる。「308」を指差しながら「3・0・6」と言うのはやめて下さい。混乱するから。
部屋に入ると、うーーーん‥微妙‥

expo.JPG

今までリゾート風が多かったせいか、かなりビジネスライクに見える。しかもタバコ臭い。逆に考えたら、今までタバコ臭い部屋ってなかったんだな。今までもツインだったけど、今回は真ん中がパッキリ分かれたツイン。シングル2つ!って感じ。

窓の外がこれまた微妙。路地を挟んで隣のビル。しかもアパートみたいで、めちゃめちゃ中が丸見えやし。いいのか!
まあ、現地の生活が垣間見れる点では面白いっちゃ面白いけど‥

とりあえずいつまでもホテルにいてもしかたないので出かけることにした。
今日は到着時間が遅れたため、あまり時間がないのでサグラダファミリアとカサ・ミラだけに絞ってみた。天気もちょっと曇ってるし、グエル公園は明日晴れたらそっちの方が気持ちいいだろう。

まず、地下鉄サンツ・エスタシオ駅へ。

いきなり見つからない(泣)

なんか逆方向へ歩いてたみたいで、別の路線の別の駅に着いてしまった。でも、この駅からは線が違うので戻って探す。なんとか駅を発見。今日明日で地下鉄にはかなり乗ると思われるので、10回の回数券を購入した。

metro.JPG

サンツ駅のホームは真っ黒だった。なんか福岡の地下鉄が明るくてキレイなのですごい暗い雰囲気だ。バルセロナの地下鉄は日本の鉄道と違ってホームを挟んで上りと下りがある駅はなかった。間違わないようにかな?電車はどれも落書きがいっぱい。電車に限らず、全体的に落書きが多い国だったな、スペインは。

サグラダファミリア駅到着。どこから登ったらサグラダファミリアのふもとなんだろうなぁ。まあ、どこから登っても見えるに違いないからどこでもいっか、とテキトーな出口から出る。‥と、いきなり




サグラダファミリアキター!




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いやあ、でっかいです。でっかいだろうと思ってたけど、至近距離で見るとスゴイ迫力!観光客があちこちで写真を撮っている。でも、普通に街中に存在しているから、通勤で普通にサグラダファミリア駅を利用してる人とか近くに住んでる人とかいるんだろうな。サグラダファミリアが身近にある生活かぁ。なんだかスゴイなあ。

今日は曇ってるし、明日また来るから中に入るのは明日にしようと、近くの公園から眺める。サグラダファミリアは生誕の門と受難の門の両側に道路を挟んで公園があり、座って眺めることができるのだ。生誕の門の方が完成しているが、逆光だったので反対側に回る。

どうやら受難の門側に入り口があるようで、こっちの方が人で賑わっていた。
こちらの公園には小さな売店があり、ちょっとした軽食などが売っている。私たちは中途半端な時間に着いたので昼食をとっておらず、夜までに小腹がすきそうだったので軽く食べることに。もちろんドス・セルベッサで!

相方は生ハム(またかい)のサンド、私はハムとチーズのホットサンドみたいなのにした。サグラダファミリアにカンパーイ★

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バルセロナは観光客がたくさん集まるところに芸人さんというか、コスプレというか、それで収入を得ている人がたくさんいて、サグラダファミリア前も銅像風の人、お花で全身を覆われた人がいて面白かった。だいたい2人でやっているようで、ここではたぶん夫婦と思われる2人が台上でポーズをとっていた。キレイなブロンズ色に輝く肌。アレ皮膚呼吸できるのかなぁ。写真を一緒に撮ったりしてお金をもらう商売のようだ。私たちはちょうど2人が見える場所でビールを飲んでいたため、遠くからチラチラ観察していると、一緒に写真を撮ったりするのはほとんど欧米人で日本人は遠巻きに見ている人が多いようだ。途中休憩しているのか、ペットボトルの水をくい〜っと飲んだりしていてなんだかおかしかった。だって見た目は銅像にしか見えないんだもん。

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サグラダファミリアを前にビールを飲んでいると、なんだか曇っていた空が晴れて来た。おお!ガウディマジック?(笑)やっぱりサグラダファミリアには青空が似合うねぇ。
明日ゆっくりまた来ることにして、今日はとりあえずカサ・ミラに向かう事にした。

ここからカサ・ミラまでは散歩がてら十分歩ける距離だ。地図係は私。私たちは、少し前にベストセラーになった本




「話を聞かない女、地図が読めない男」




を地でいく夫婦なのだ。(なんか間違ってる)

バルセロナの街はキレイな建物がいっぱいでただ歩いているだけでも楽しい。それにしてもスペイン(に限らずヨーロッパはどこでもなのか?)は何でこんなに「広場」が多いんだろう。日本で言う公園のような位置のものもあるが、交差点の真ん中にドーンとあるものもある。大きい道路の真ん中にいきなり大きな銅像があったりするのだ。しかもあちらこちらに。たくさんありすぎて目印にもなりゃしない。
途中の道にもガウディ風の建築物がある。とりあえず写真撮っとくか…よくわかんないけど。

そんなこんなでカサ・ミラ到着。もう見てすぐわかるガウディ建築。ありえないほど曲線的なデザインだ。

casamira1.JPG

あ、VINCON発見!わーい、帰りに寄ろうっと。
チケット売り場はそこそこ並んでる。入り口に注意書きがあるので見てみると、カメラに×マークが。え!写真ダメなの??でもよく見たら三脚がついてるから三脚が×?う〜ん。言葉がわからないくせにフリーってこういう時困るよね。
チケットを購入し、中へ。あれ?結構みんな写真撮ってるなぁ。やっぱり三脚が禁止だったのかな。どうも後でわかったが、カメラはOKだが三脚とフラッシュ撮影は禁止とのことだった。
カサ・ミラ内は真ん中が吹き抜けになっていてぐるりと部屋が囲んでいる作りだった。家主の住居だった2階部分へ。3階以上はアパートとして貸していたそうだ。いろんな部屋がある。リビングのような部屋、キッチン、子供部屋、家事室…どれもこれも壁から天井へかけてのラインが曲線的でガウディらしい。
上に登ると展示室があり、ガウディの建築物がいろいろと説明付で紹介されている。ビデオがわかりやすく面白かったのでしばらくテレビ前で足を休ませつつ眺める。
その後屋上への階段を見つけたので屋上へ。
カサ・ミラ屋上はなんだかおもろいオブジェがイパーイだった。

casamira2.JPG

昼間は曇っていた空はすっかり青空。もう結構遅い時間(18:00くらい?)だけどほらアレだから。スペインは夜がなかなか来ないから。

ガウディのオブジェはほんと面白いのが多いなぁ。素材もいろいろでみんないろんな顔してる。
屋上は人も多かったけど、楽しくてついつい長居してしまった。遠くにサグラダ・ファミリアも見えるんだよー。

casamira3.JPG

カサ・ミラを後にして、お隣の雑貨のお店VINCON(ビンソン)へ。
ココはayuさんとfukuちゃんのオススメでもあり、楽しみにしていたのだ。中は結構暗い感じ。おお、ひろーい!
キッチン用品、食器、リネン、ガーデニング、照明、KIDSコーナー‥
見ても見ても見足りない。欲しいものはいっぱいあったけど、悲しいかな割れ物だったり大きかったりでなかなか持って帰れそうな物がない‥でも何か!と思い店内をグルグルグルグルグル回る。

相方は

「ここさっきも来たよ?」


「ここもう見たやん」




「ここ3回目やん?」




と、だんだんウンザリしてきた様子。やかましいなあ。




「だってもう一生来れんかもしれんとよ!!!」




マリスカルのゴム人形がかわいくて惹かれたが、結構なお値段だったし奴らにやられたらショックが大きい‥と思って諦める。
結局買ったのはお土産のノートくらいだった。いっぱい欲しいものあったのになあ。
後ろ髪をひかれつつ、次の目的地へ。しばらく歩くとガウディの初期建築物「カサ・ビセンス」があるのだ。
グラシア通りを北へ向かう。結構狭い道で両側にお店がたくさんあるので歩いていても全然飽きない。

靴屋さんや、雑貨屋さん等ときどき寄り道しながら向かう。なんか日本のアニメみたいな怪し〜いお店もあった。ちょっと写真撮りたかったけど、勇気がなかった。ごめんなさい!

カサ・ビセンスに到着した頃はもう薄暗くなっていた。他のガウディ建築に比べたら直線的な感じだけど、タイルが細かく貼ってある。お花柄のタイルとか‥かわいいなぁ。ココは未だに住んでいる人がいるとのことなんで、見学はできなかった。外からのみ。

casavicens.JPG

そういえば、カサ・ビセンスの手前にかわいい教会があったなぁ。

さてと、本日の観光はこれくらいにしといたろ、と晩ゴハンのことを考えることに。
実はガイド本ではここらへんにおいしくてしゃれた店があるとあるからさっきから探してるんだけど…どうしても見つからない。どう考えてもこの道やろ!その周辺の路地をしつこく探しまわるがどうしてもそれらしき店を見かけない…定休日かな?それとも店がなくなったんだろうか…こんな時日本なら、電話してみるところだが、なんせここはスペイン。電話をしても「オラ!…」と言ったきり会話が続かないのは目に見えている。しかたがないので別の店を探すことに。

結局ずいぶん歩いて行った店は大きなバル「TAPA TAPA」。外から見ても賑わってる様子。入れるかな?と思ったが2人なのですんなりカウンターに通してもらえた。
しかし入ってから気がついたが、ここ日本人率高いな…
と思ってたらメニューにも日本語が。というかスペイン語・英語・フランス語・日本語と4か国語で構成されたメニューだった。さすが人気バルだなぁ。ビールも地物だけではなくいろんな国のものがある。でもやっぱりここは地物よねぇ。そしてお約束の生ハム。他にもオススメのキノコ料理・ジャガ芋料理、全部おいしかった。そして何より店員さんがみんなめちゃ元気だった。気持ちがいいね。こういう店は。
最後、ビールをもう少し飲みたいけど1杯は無理そうだったので2人で1杯頼むと冷やかされたし(笑)

いい気持ちでお店を出たら、目の前にステキなライトアップされた建物が…どうやらそれもガウディの建築物「カサ・バトリョ」だった。キレーイ。明日時間があったら来ようかな。

casavatoro.JPG

さて、明日も盛り沢山だから帰って寝なきゃ。
地下鉄で帰ってオヤスミナサーイ。

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2004.05.05

スペイン旅行記〜5日目

4月13日火曜日

スペイン5日目、マルベーリャの夜が明ける。
今日は昨日同様JALユーロエクスプレスバスに参加しながらの移動。9:00出発でマルベーリャ〜ロンダ〜セビーリャのスケジュール。
9:00出発だと、朝食をゆっくり食べるためには7:30には起きなければならない。7:30なんて普通の起床時間なのだが、前述したようにスペインは暗くなるのが遅い分朝もなかなか明るくならない。7:30なのに、なんだかスゴク早起きした気分。

asayake.jpg

朝焼けだよ…7:30なのに。

さて、しっかり朝ゴハンを食べた後はちょっとホテル内をブラブラ。昨日はもう夜だったしね〜。
プールサイドにデッキチェアーや涼しげなラウンジがあっていい感じ。

andarusiaplaza.jpg

夏に来たら賑わってるんだろうね。夏のコスタ・デル・ソル、いつか来てみたいなー。

今日のバスは「AVA」の人たちと私たちだけで、「I'LL」の人たちは違うバスに。さようなら、いなぞう…「AVA」は5人しか参加者がいないため広いバスに7人。広々〜。
4人がけのテーブルつきの席があったのでそこへ。
女の子2人連れはポテチを食べながらガイド本片手に旅メモを書いたりしている。楽しそうだな。実を言うと私は、女の子同士の旅行をしたことがない。学生時代は貧乏だったし、社会人になってからはなんだか機会がなかった。(友達いない?!)好きなバンドのライブの為に東京、とか大阪、とかならあるんだけどね。旅行とはちょっと違う気がする。そのうち仲のいい友達と、きちんと計画立てて旅行に行ってみたいなー。

さて、最初の目的地はロンダ。ここは、宿泊せずに1時間程度の観光だけなのでノーチェックだった。サカモトさんの話によると、人口4万人弱の小さな町。スペイン最古の闘牛場があるらしい。そしてロンダのシンボル、旧市街と新市街を結ぶヌエボ橋。峡谷にかかるこの橋は、日本の旅行会社のCMに使われ、問い合わせが殺到したことがあるらしい。それ以来、必ず観光コースに組み込まれるようになったそうだ。

ロンダは峡谷にある町なので、バスは山道をどんどん登る。さっきまでコスタ・デル・ソルの海沿いの町にいたのに一転して周りは崖や谷ばかりである。そんなに広くない道路をバスはスピードを緩めずにガンガン走る。対向車も然り…コワイっつーの。

ロンダに着いたら、1時間程の自由時間。そんなに広い町ではないので、1時間もあれば十分らしい。
私たちはロンダについて何の前勉強もしていなかったが、歩いてみてこの町は好きだな、と思った。昨日行ったミハスも白い建物がいっぱいあり、ここロンダもその点は似ているが、なんというかミハスに比べてこっちの方が生活臭がするし、整い過ぎていないところが良かった。

ヌエボ橋は、圧巻だった。深い深い峡谷にかかった石の橋。峡谷はかつて繋がっていたが、ある時2つに分かれたんだという。BYサカモトさん。だから峡谷のデコボコはよく見たら対になってるんだって。

nuebo.jpg


よく見てもわからなかったけど…


rondaparador.jpg

橋のたもとにパラドール・デ・ロンダがあった。こんなところにも!峡谷を見下ろすように建っているのはさすがのロケーション。いつかまたこの町はゆっくり来てみたい。その時ココに泊まれたらいいなあ。

橋を渡り、旧市街を歩いてみる。街並を見ているだけで楽しい。

rondacity.jpg

いきなり小さな教会があったり、犬がいたり(また犬ですか…)。またここでも犬ストーカーと化してしまった…

rondachurch.jpg

rondadog.jpg

途中一緒のバスの女の子たちに会って、お互い写真を撮り合ったりする。


女の子「教会、こっちの方でした?」

私「ああ、もう少し行ったらあるよ。ここの裏道から行くと楽しいよ!」

女の子「ありがとうございます〜」


あとで知ったけど、ロンダには有名な大きい教会(マヨール教会)があるらしい。そんなことはちーとも知らなかった私たち。私たちが教えたのはそこらへんにある小さくてかわいい教会だった…
マヨール教会は地図で見たらもう少し距離があるみたいだったよ。嘘教えちゃったし。しかも張り切って。ス、スミマセン…

再び橋を渡る時、下を見たら同じバスの人が下に下りていた。おお!下りれたんだー。ちぇー、知ってたら下りたのになあ。今日はもう時間がないから断念。次は下りてみよう(次っていつだよ…)
最後に集合場所である世界最古の闘牛場を見学。

togyujo.jpg

感想は…「ふーん」って感じ。闘牛場だーって感じ?闘牛見るつもりないしなあ。なんか世界最古とかって言われても、その歴史を知っているわけじゃないし。フンフン、と見てロンダは終了。またバスへ。

次はもう今日の宿泊地、セビーリャに移動する。

途中、サカモトさんとドライバーのマイクさんオススメのドライブインに立ち寄り、トイレ休憩。

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ドライブインといっても中に入ると広めのバルといった感じ。

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生ハムがまたしても、カウンターの中にいっぱい下がっている。サカモトさん曰く、こういうところで食べるハムやサンドイッチが現地の人たちの愛する味で、オススメなのだそう。
早速「ドス・セルベッサ!」(またかよ)そして、サカモトさんの力を借り、生ハムも注文。

ウ、ウマー。

ビール&生ハム、幸せー。生ハムはあっという間に食べてしまったので、追加注文。
そうこうしてるうちにもう1台のバスが着いてドライブインのカウンターはみるみるうちにいっぱいに。次々注文するので、カウンター内はてんてこまい。しまいには私たちのバスのドライバー、マイクさんも手伝っていた。そんなんアリなん?(笑)
ビール2杯、生ハム2人前で7ユーロくらい。やすー。スペインはお酒がとにかく安かった。買いだめして帰りたいくらいだった…

さて、バスへ戻り、セビーリャへ。

久々に大きい町!って感じだ。大きなサッカースタジアムもある。
まずは、スペイン広場へ。スペイン広場ってどこにでもあるんだね。マドリードにもあったけど、結局行かずじまいだったから、コレで行ったってことにしとくか!(そ、そんなもん?)

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スペイン広場は、広場らしく大きい立派な噴水があり、1929年に博覧会の会場として建てられたという建物に囲まれていた。今は合同庁舎であるというその建物にはたくさんの壁画があって、見るのが楽しい。しかしここも時間があまりなく、20分程度。駆け足での撮影時間だった。バスの女の子たちは、全部見て回らないと気が済まないようであっちへ走り、こっちへ走り、変なポーズをして撮影大会をしていた…かわいいなあ。

さて、今日の目玉カテドラル(大聖堂)へ行く前に昼食。
昨日と同じく、私たち以外のツアーの皆さんは昼食付きなので私たち2人は別行動。サカモトさんがアドバイスしてくれたので、それを参考にお店に入ってみた。
そこは前菜&メインを数品から選んで、7ユーロくらいのお店。やっぱり例に違わずパンがドン!と出てくる。黒板に書いてあるものから2品選べというが、「ガスパチョ」以外はさっぱりわからず。
前菜は、2人して唯一わかった「ガスパチョ」に。(いいのかそれで!)
メインはすべてなんだかわからないため、豆本を開いて調べていたら「ポーク」「チキン」「フィッシュ」と、英語で教えてくれた。親切なお店で良かった…
相方は「ポーク」、私は「フィッシュ」をオーダー。もちろんドス・セルベッサで。
セビーリャは、今まで行った町で一番あったかい。暑いと言ってもいいくらいだ。あー、更にビールがうまい!

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ガスパチョはトマトの冷たいスープ。特徴としてはオリーブオイルとガーリック、ワインビネガーが入ってることかな。だから、さっぱりしてるけどスパイシーでちょっと酸味がある。量が多くてちょっとビビリあがったけど、私好みの味でおいしかった!家で作ってみたいなー。
メインは相方のはポークチョップのソテー、私のは白身魚のムニエルだった。シンプルな味付けでおいしい。スペインは食べ物にハズレがないなー。
私たちが入った後に、隣のテーブルに初老の夫婦がついて、同じようにランチをとっていたが、驚いたのはそのおばちゃん1人で私たちが出るまでの間にワインを1本空けたことだ。おっちゃんの方はビールを飲んでいたようで、ワインは1人でくいくい飲んでいた。み、水代わり?

コーヒーを飲もうか悩んだけど、集合時間が迫ってきていたのでお勘定をして出る。7ユーロにビールも入っていたみたいで、2人で15ユーロくらいだった。お得だね。
集合時間まで近くをブラブラ歩き、写真を撮ったりする。ここもかわいい建物が多いなー。

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sevilla2.jpg

出窓の下まで飾りが。日本じゃあり得ないね。

集合時間は例によって、なかなか集まらず…んもう。時間のめどが立たないからあんまり遠くに行けないし。中途半端だなあ。しばらくブラブラしては集合場所へ行くが、全く来る気配なし。少し待ってたらサカモトさんが来て、やっぱりあと30分くらいかかりそうだという。またかい。しかし、あっちは人数が多いのでこっちが合わせるしかあるまい。近くにカフェを見つけて、アイスクリームとコーヒーをオーダー。おいすぃー。

やっと集合。さあ、カテドラルだ!

15〜16世紀に造られた大聖堂。100年の歳月をかけて造られたそうだが、当時のこのスケールの大聖堂を造るペースとしては超人的に早いらしい。

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外からの荘厳な造り、細かい装飾はもとより、中に入って絶句。
もの凄く天井が高く、素晴らしい装飾。ステンドグラスももの凄い大きくてキレイ。

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祭壇前で説明を聞く。祭壇にはイエス・キリストが生まれて復活するまでのいくつもの場面が再現された彫刻で飾られ、圧巻だった。
その他に、ここは床下にいくつものお墓があるということだった。床に名前や没年が刻んである。キリスト教の教えで、たくさんの人に踏まれることを望んで教会内に眠っているという。中にはコロンブスの息子のお墓もあった。
コロンブス当人のお墓もあり、それは床下ではなく4人の像に運ばれている形で手厚く葬られていた。…が、実は本物かどうか怪しいらしい。コロンブスの遺体はかなりあちこち動かされたそうなのである。なので、今コロンブスの息子の献体とコロンブスの献体によってDNA鑑定をしている最中とのことだった。
全然別人の遺体だったらあの中の遺体どうするんだろうなー。てか、あの運んでる4人の立場は?!

カテドラルには「ヒラルダの塔」というセビーリャのシンボルともいえる高さ98メートルの鐘楼があり、ここは鐘楼部分まで登れるようになっていた。スロープしかないとのことだったが、せっかくだから登ってみる事に。人が多かったのでかなり時間がかかったが、上からの景色は素晴らしかった。四方から景色を望む事ができるので、いろいろな景色が楽しめた。

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さて、カテドラル観光も終わりあとはホテルへ連れて行ってもらえば、この2日間のバスツアーも終了。思えば自由時間の短いことや集合時間で振り回されたことなどムカつくこともあったが、サカモトさんの説明はたまにオヤジ風のダジャレをさりげなく挟み込みつつも、無駄なくわかりやすいので大変助かった。私たち2人だとまったくどこにどういう謂れがあるのかわからないままだっただろう。そして、フレンドリーな「AVA」の方々、「I'LL」のいなぞうには数々のネタを提供してもらって楽しかった。2人きりで8日間緊張しつつ過ごすより、いい感じで休憩を入れられたように思う。

今日のホテルは「オクシデンタル」。サンタ・フスタ駅前に位置する大きなホテルだ。
窓からの景色は駅前のロータリーで、にぎやかな感じだった。
荷物を置いて休憩したら、また散策に出かけなきゃ!

ホテルを出たはいいが、どこに何があるのかさっぱりわからないし…
とりあえず、バスで来た道には何もなさそうだったから先の方へ歩いてみると、だんだん賑やかな感じになってきた。オオーーー。都会じゃん!久しぶりこの感じ!!

途中かわいい子供服のお店や雑貨のお店を発見。雑貨屋さんはFranc Francみたいな雰囲気だった。安くてかわいいカップのセットとかあったけど、重そうなので断念。私たちは大きめのスーツケース1個で来たのでもうパンパンなのである。お土産はほとんどバルセロナで買う予定なので、そこで小さめのスーツケースを1個購入するつもりだった。明日飛行機で移動するのに、割れ物を増やしたらかなりなお荷物である。でもかわいくて安かったんだよねー。残念。かわいいキャンドルがあったので何個かお土産用に購入。
しばらく歩くと大きなデパート「エル・コルテ・イングレス」を発見。本屋でかわいい絵本を見つけたので、友人サバイバーHと姪へのおみやげに購入。それからはまた食料品売り場をウロウロ。


しかし、これが全ての間違いのモトだった…


私たちは、生ハム売り場を見つけると買わずにおれなくなるのだ。後先考えず。
最初はグルメ向けの名菓やお酒、チーズなどおいしくてちょっとお高い売り場を見ていたが、売り場内を歩いていたら普通のお肉売り場を見つけた。肉売り場…日本だったら豚肉、牛肉、鶏肉があり、ソーセージやベーコンやハムが脇にちょこちょこっとある感じだろう。

しかし、ここは…ハム、ハム、ハム。

天井からかなりの数の生ハムがぶら下がり、ガラスの中もいろんな種類のハムばかり。
恐るべしスペインのハム文化。
そして、おばちゃんたちが我先にといろんなハムを注文していた。
よし!私たちも…

私「なんて注文するん?」

相方「え?(ハム=)ハモンじゃない?」

私「どんな単位で買えるんやろ?」

表示を見ると、1キロ単位で価格が書いてある。見た感じ、1/4キロの価格までは表示があった。

私「んーー、でも250グラムもあっても食べれんよね」

相方「あー、そうね。100グラムくらい?100グラムってスペイン語で何?」

私「(豆本調べる)しえん、ぐらもす…かな?」

相方「じゃあ注文してみたら?」

しかし…おばちゃんたちの注文は限りなく続く。スペイン人はせっかちさんなのだ。グズグズしているジャパニーズのことなと待っちゃくれない。肉屋のおっちゃんも、注文した者勝ちといった感じで、あまり気にしてくれない様子だ。

これは、小心者の私たちには無理かもしれない…

そう判断した私たちは、競争率の低そうなさっきのグルメ向けのお店に変更。こちらで
ハムを指差し「しえん、ぐらもす」と言うとすぐ理解してくれ、あっさり購入完了。ばんざーい。

ハムにはワインとビールだよね!と、缶ビールと白ワインを買おうとお酒のコーナーへ。しかし、スペインのお店はどこもお酒を冷やした状態では売っていないようで、しかたがないので帰ってすぐ冷蔵庫で冷やそう、ということになった。ワインは、私たちは「辛口」が好きなのだが日本のようにラベルに「甘口」とか「辛口」とか書いてあるわけではないので、適当に値段とラベルの雰囲気で選ぶ。ほとんどフルボトルだったが、ハーフサイズを見つけたので、明日早いからハーフにしとくことにした。缶ビール2本、白ワインハーフ1本、ポテチ1袋、あとさっき買った生ハム100グラムを持ってホテルへ帰る。

帰ったらすぐにお酒と生ハムを冷蔵庫へ。冷えるまで時間がかかるので、先にお風呂に入る。しかし、出てもまだあまり時間が経っていない…ワインとビールを出してみるが、まだあまり冷えてない様子。とはいえ、もう時間は22時くらいになっていた。あまり酒のために夜更かしするのもどうかと思い、冷えはイマイチでもいいいからワインから開けようということに。コルク抜きはプランニングツアーさんに「持って行った方がいいですよー」と言われ、「なるほど!」とうなずいたにも関わらず忘れてきたので、マドリードのスーパーで簡易コルク抜きを購入していた。しかし…これが予想以上にちゃちい代物で、なかなかコルクにうまく刺さってくれない様子。コルクも乾いていたのか、なんかいや〜な感じで刺さっていく。

相方「う〜ん、なんかいやな予感」

予感的中…コルクは無惨にもボロボロに…
それでもなんとか無事開いた!よっしゃ!

飲んでみる。

………

………





あ、甘っ!!!



ラベルだけではわからなかったのだが、この異常なまでの甘さ…これはデザートワインに違いない。甘いワインは飲めない私たち。ハーフサイズ少なかったもんなー。デザートワインだからハーフだったんだなー。てか、先に気づけよ!>私たち
しかたないからワインは諦めてビールを飲もう…

………

………



まだ冷えてない…_| ̄|○




ワインはともかく、冷えてないビールなんて…
今日の晩ゴハンはダメダメだ〜!!

結局、ホテルの冷蔵庫にもともと入っていたビールを飲む事にした。
しかし、スペインのビールは安いのに、ここの冷蔵庫に入ってるビールは地物はナシかい!
なんでだか、スペインのホテルで生ハムとともにハイネケンとカールスバーグを飲む私たち…さびちい。
セビーリャにはセビーリャのいいバルがあるだろうから、最初からそうしとけばいいのに、デパートなんかに行くからこんなことに…

皆さん、旅先のデパートは魅惑ですが注意して下さい…酒はホテルの冷蔵庫じゃなかなか冷えません。

寂しい気持ちでセビーリャの夜は更けていった…

スペイン旅行記〜6日目

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2004.04.27

スペイン旅行記〜4日目

4月12日月曜日

グラナダの朝。今日と明日はJALユーロエクスプレスバスに参加しながら移動する。
アンダルシアの移動はコレが1番便利なんだそうだ。
今日はグラナダ〜ミハス〜マルベーリャ。
当初の予定では9:00出発だったが、アルハンブラ宮殿(に、今いるんだけどね)の観光時間の都合で出発時間は11:40にズレ込んだ。さ、3時間もズラして大丈夫なんですか?!
予定表によるとミハスでの自由時間が3時間あったところ、1時間に短縮されたようだ。
ミハスは白くてかわいい街で、写真を見た時から楽しみにしていたので残念だがしかたない。
ま、パラドールの朝をゆっくり過ごせるということでよしとしよう…
やっぱり楽しみなのは朝ゴハン。8時くらいに起きてレストランへ。パラドールはコンチネンタルかな?と思っていたが、ここもやっぱりビュッフェだった。やっぱり朝から生ハムを食べちゃった。パンもおいしいな。コーヒーはスペインでは基本的にカフェオレ。でも呼び方はカフェ・コン・レーチェという。コーヒーは濃いめだから、エスプレッソかな?

食事が終わったら再び庭を散歩。今日もいい天気!

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朝の庭も素敵だなー。蔦のからまったホテルとガス灯がいい感じ。

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しばらく写真撮りつつブラブラして、チェックアウトの準備に部屋へ。
テレビをふとつけてみると、なんと

ドラえもんが…!

スペイン、クレヨンしんちゃんだけじゃなくてドラえもんも人気なのか!
声優もなんか似た感じでおかしい。のび太はスペインでは「ノビータ」だった。
てか、のび太がスペイン語しゃべってるのがおかしいんやけど。のび太のくせにナマイキ…
でも、お約束で調子に乗って最後はママから大目玉をくらっていた。
ママ、スペイン語で怒ってるから早口&巻舌でスゴイことになっていた。でも、スペインのすてきなホテルで見たテレビがドラえもんかい。いや、面白かったけどね。

さて、ずっと居たいけど、そろそろリミット。パラドールをチェックアウトしてタクシーを呼んでもらい、集合ホテルに向かう。ちょうどいい時間に到着。
おお、日本人がいっぱいいる。なんか久しぶりな感じ。でもしばらく移動はおまかせだから楽っちゃ楽だな。

ツアーバスの添乗員さんはグラナダ在住のサカモトさんという女性だった。小柄でエキゾチック、そして意外とダジャレ好きな彼女は、スペイン語に惚れてスペインに移住したそうだ。言葉に惚れるとかあるんだなあ…

バス内は2つのJALPACK「I'LL」と「AVA」の人たちと一緒だった。人数はそれほどでもなかったのでゆったりと座れた。「I'LL」は新婚旅行風の人が多く、「AVA」は友人同士といった感じだった。
まずは(さっきまでいた)アルハンブラ宮殿へ。

ここは、スペインいち人気がある観光地らしい。予約をしていないと朝早くから並ぶ人たちでチケットが買えない…なんてこともあるらしい。スペイン人は血の気が多いのでキレたお父さんが暴れて乱闘騒ぎ…ということもあるようだ。道理で昨日、パトカーと救急車を見た。何かあった時のために待機しているのだろう。
アルハンブラ宮殿は簡単にいえば、イスラムの王様の宮殿だったところ。宮殿というだけあって、あっちもこっちもとても贅をつくした作りだった。
まずはヘネラリーフェ庭園へ。キレイに剪定された杉や、噴水、オレンジの木などがあり、色とりどりのお花も咲いていた。春だなー。

teien.jpg

あちこちでサカモトさんが説明をしてくれ、「ではここで5分間自由に写真を撮って、あの建物のところに7分後に集合して下さい。」

5分かい!

だからツアーはやだったんだけど、でもツアーじゃないとそもそもこの中に入れないしなあ。
むう、ジレンマ。

ヘネラリーフェ庭園を出ると、昨日のホテルの前に出た。

parador4.jpg

ああ。昨日チケットないと入れないよ〜と言われたのはこの庭園だったんだな。サカモトさんが、パラドールの説明をしている。

「えー、ここは火曜サスペンス劇場の舞台になったことのあるホテルです…」

そうだったのか…撮影許可おりたんだ…
誰が出たんだろう。見たいなあ。

昨日見たカルロス5世宮殿をちらりと見て、他の宮殿や庭も見学。
細かい細工が素晴らしい。

aluhambura.jpg

aluhamburatile.jpg

ここは、ガイド付きなのでいろいろな説明が聞けるのは助かる。まあ、説明そっちのけで写真ばっか撮ってるヤツもいましたけどね〜。(誰だ?)

一通りの見学が終わったら、お昼ゴハン。ツアーの人たちはついているようで、私たち2人だけ自由に食べて下さいとのこと。1時間後にバス乗り場に集合となり、ツアーの人たちと別れる。

「どこで食べようか〜」

何軒かレストランを見つけたが、オープンカフェのようなレストランを発見。せっかく天気がいいからお日さまの下で食べよう。ここに決定。

granadarestaurant.jpg

メニューには一応英語がある。ホッ。
なんかセットメニューのようなプレート料理を見つけたので、それを適当に頼んでみる。それともちろんビール。私のはポークチョップのソテーに、サラダ、スパニッシュオムレツ、ポテトフライ。
相方のは生ハム(でかい!)、ピーマンのソテー、目玉焼き。
青空の下、おいしいビールにゴハン。幸せー。
そうこうしているうちに集合時間が近付いて来た。

私「そろそろ行かなきゃじゃない?」

相方「だねえ」

私「でもお店の人忙しそうだねえ」

相方「だねえ」

私「お勘定って何だっけ?」

なかなか覚えられない。そのたび豆本が登場。

私「ら・くえんた・ぽるふぁぼーる だってよ」

相方「じゃ、君言ってみたら?」

私「えー」

なんか、集合時間が近付いていると言うのにのんきな二人である。
ちょど通りがかったおっちゃんに

私「ら、、ら、くえんたぽるふぁぼーる…

最後まで言い切らないうちにおっちゃんは「ラ・クエンタ?」と聞き返して伝票を取りに行ってしまった。ポルファボールはなかなか言わせてもらえない。(ラ・クエンタ=お勘定 ポルファボール=お願いします)

伝票が来て、お金にチップを添えたが、お店の人が見当たらない。

相方「テーブルに置いときゃいいんじゃない?」

私「えー、不用心じゃない?」

だから急げや、おまえたち…

たまたま通りかかったおっちゃんに託し、集合場所へ向かう。
…と、「I'LL」の添乗員のお姉ちゃんが来る。

お姉ちゃん「ごめんなさい、まだ食べてるんですよー。あと20分くらいはかかるかもしれない」

私たち「あーそうですか」(内心:なんじゃそりゃ!コーヒーも飲まずに来たっちゅーのに)

お姉ちゃん「じゃ、20分後に」

私たち「はーい……」(これだから団体は…)

しかたがないので、コーヒースタンドでカフェオレを2つ買って、飲みながらブラブラ。
バス乗り場で待っていたら、ボチボチ人が集まって来た。
なんとなく感じた事は「I'LL」の人より「AVA」の人の方が集まりがいいということだ。新婚は時間が止まってるのか?!あ、私たちも新婚だっけ。
「I'LL」には女2人、男1人という珍しい構成の3人組もいた。アレは何だったんだろうなー。
男は私の会社の「いなぞう」と呼んでいる同僚に似ていて、

私「あの人、なんで女2人も連れとーんやろーね、いなぞうのくせに…

とか言っていた。でも女2人の写真撮ってあげたり、ハーレムというよりは下僕扱いの方が近いかもしれない。

そんなこんなでやっと集合。バスは次の目的地、白い町「ミハス」を目指す。
運転手さんは飛ばしまくる。こっちの人は相当飛ばすよ!高速はお金いらないみたいだった。歴史が古いのかな。
高速を長い事走り、海が見えて来た。おお!地中海キターーーー

坂を上がり、ミハスに着く。もう17:00過ぎである。着く前にミハスの簡単な地図が配付され、説明をうける。
なんか人気の町みたいだったけど、お昼が遅れたのもあって滞在時間は1時間足らずとなった。ツアーの人たちは楽しみにしてた人が多かったようで、みんな残念がっていた。そりゃ3時間が1時間になっちゃね…

白い町ミハスには世界一小さい闘牛場、教会など見どころもあるみたいだったが、私たちは時間がないので街並やおみやげ屋を見て過ごした。

mihas.jpg

細い路地を犬が歩いていたので、思わずついていく私たち…また犬かい。なんか吠える声が聞こえるので声の先を探すと、2階のベランダにも犬が。かわいい〜。つい写真をパチリ。

mihasdog.jpg

この日は2人して写真を撮り過ぎて、私はメモリカードはいっぱい。相方はバッテリーがなくなっていたので、相方のメモリカードを借りて私のカメラで撮った。メディアが一緒で良かったねー。

葡萄酒を飲ませてくれたおみやげ屋さんがあった。なんかサービスのいいお店で、手にショットグラスを持たせ、樽の前で写真を撮るよう勧めてくれた。内心別料金とか取られたら…とビクビクしたが、(バリ島などではそういうサービスが多いから)本当に好意で撮らせてくれただけのようで、そのあとはご近所さんと世間話をしたりしていた。疑ってごめんなさい…

ミハスはあっという間に終わったが、小さい町だったし、町歩きだけで十分楽しかったので1時間くらいでよかったのかも。逆に3時間もあったら持て余すかもしれないなー。

さて、後は今日の滞在地マルベーリャに向かうだけ。
マルベーリャはコスタ・デル・ソルのリゾートの代表地らしい。ホテルはアンダルシア・プラザ。
降りる時サカモトさんが、海沿いへ出る道など教えてくれる。地下道か。そんなの知らなかったから、サカモトさんが教えてくれなかったらどこにも行けなかったかも…ありがとうサカモトさん。

チェックインを済ませ、部屋へ。
バルコニーがあり、海とプールが見える。リゾートホテルらしい明るい作りだった。

andalusiaplaza.jpg

荷物をほどいて、ひと休みしたらまた出かけるか!

ホテルの裏からはすぐ、海へ出れた。

chichukai.jpg

犬の散歩をさせてる人がいて、ついまたプチストーカー状態に。そのまま。歩くとヨットハーバーの方へ出た。

ホテルの近くはヨットハーバーがあり、おみやげ屋さんやレストラン・バルが並ぶ。
まだおなかがすいていなかったので、おみやげ屋さんを見ながらブラブラする。
1往復くらいして、そろそろおなかがすいてきたので、どっかのシーフードレストランに入ろうという話になった。でも時間的に夕食の時間みたいで、どこのお店もいっぱい。
とりあえず、スペインに来てまだパエリアを食べていなかったので、パエリアを食べよう!と決定。いくつかパエリアを出しているレストランを見つけたが、感じのいいお店はやっぱり満員だったので少し待たせてもらう事に。待っている間、ワインを出してくれた。

10分ほどで店内に案内された。まずは「ドス・セルベッサ」。パエリアは決定だが、時間がかかりそうなのでトマトとモッツァレラのサラダも注文。隣にはスペイン人のファミリーがいて、女の子が二人。かわいかったなあ。ママも下手したら姉妹に見えるくらい若かった。子供たちとデザートを分けて食べてたかわいいママだった。

モッツァレラのサラダ、おいしい〜。ビールでいい気分〜。
しばらく経ってパエリアが運ばれて来た。でかっ!すぐに二人分、取り分けてくれる。2皿に分けても多いなあ。
でもやっぱり本場。ウマー。しかし、お、多い…だんだんタスケテー状態に。おいしいけど…しまいには許して下さい状態。もったいないけど残してしまった。イヤあれは無理して食べたら明日大変なことになるだろうから残して正解だったろうけどね。

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相方は食後にコーヒーを飲んでいたが、私はそれすらもうダーメー状態。デザートもおいしそうだったのになあ。

23:30くらいにホテルに戻り、4日目終了。

スペイン旅行記〜5日目

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2004.04.22

スペイン旅行記〜3日目

4月11日日曜日

今日はマドリードからグラナダへの移動日。

当初はAVE(アヴェ/ヨーロッパの新幹線)を希望していたのだが、いい時間がなかったようなので少し時間がかかるがTalgo(タルゴ)での移動となった。たぶんAVEとTargoの違いは日本で言う新幹線と特急のようなものだろう。プランニングツアーさんの計らいで1等車の予約をしてくれていた。

えー、発車時間は8:10。慣れない土地での大きな荷物を抱えての移動なので、7:30には駅に到着しておいた方がいいとのことだ。なので、7:00くらいにはホテルを出なければならない。

朝ゴハンの時間に間に合わないので、前日にお弁当にしてもらうよう予約しておいた。なんかそんなことができるらしいのだ。電車でお弁当…なんかステキな感じ。

まだ薄暗い中(スペインは暗くなるのが遅い分明るくなるのも遅い)、チェックアウトを済ませお弁当を受け取る。


でかっ!


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このサイズが2つ。しかもずっしり。なんだか楽しみ…

駅前からタクシーに乗り込み、少し離れたチャマルティン駅までお願いする。初タクシーである。ガイド本や旅行記を読むと結構わざと回り道する悪徳タクシーがいるらしいので、目をギラギラさせて周囲を確認する私。特に何のボッタクリもなく、チャマルティン駅到着。運転手さんはやさしそうなおじちゃんだった。

駅の中は特に危なそうな様子もなく、駅!って感じ(どんなだ)。電車の中で寝ちゃダメですよ!と言われたので、ビールは我慢してミネラルウォーターを自販機で購入。てか、朝から飲むなよ…

水の自販機の隣にコーラの自販機があって、コーラより水が高いのでへ〜と思いながら1.10ユーロ入れてゴトンと出てきたのは、1.5リットルのペットボトルだった。で、でかっ。自販機の写真だけ見たらわからないが、よく見たら150CLと書いてあった。相方にも「でかっ」と笑われたが、道中長いからいっか。

Talgoは思ったよりクラシカルな列車だった。11号車まで歩き、乗り込む。

talgo.jpg

1等車といっても、スゴイ豪華というわけではなかったけど、古き良き時代といった感じの落ち着ける車内だった。通路に置いてもいいと言われたスーツケースだが、なんかあった時イヤなので足下に置く事に。
ちょっと狭くなるけど、物も置けてちょうどいい感じ(笑)朝ゴハンボックスはここに置いてと。
さて、気になるお弁当を開けてみちゃおうかなー。


box2.jpg


……


リ、リンゴが丸ごと…バナナとオレンジも。


そりゃ重いわ。ざっと内訳は、

・サンドイッチ2個(食パンサイズ丸ごとにハムやチーズが挟んである)
・パイナップルジュース
・みかん
・りんご
・バナナ
・オレンジパウンドケーキ
・チョコサンドクッキー

はたしてこれはお弁当なのだろうか…
どう見てもなんか適当に詰めてみましたー!って感じだ。
まあ、タダでもらえたのだから文句は言うまい(実際タダじゃないけど)。サンドイッチは少し食べたけど、パンが厚くてあまりたくさん食べれなかった。でも途中みかんやバナナは小腹が空いた時に役に立った。パウンドケーキやクッキーもおやつ代わりに重宝した。ありがとう、カールトンさん。

列車は発車したようだ。景色が流れて行く。この列車の旅は6時間。グラナダ到着は14:00頃の予定だ。でも、珍しい家並や田園風景を眺めていたらあっという間かな…と、思っていた。

が、やっぱ長いよ。6時間。

最初は家もあったが、少し行くとひらすら田園風景。田舎の景色ってどの国も大差ないもんね。
そうは言っても途中止まった駅にはアーティスティックな落書きがあったり(スペインは基本的に落書きの多い国だった。ラテン系だから?)田園の中にぽつんと廃墟のような家があったりと、やはり知らない景色は楽しい。大きな渓谷に架かった鉄橋を走ったときは「おお!」って感じだったし。

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同じ車両には私たち以外に5人くらい。右隣にはバックパッカーの老夫婦がいて、ガイド本を眺めたりメモをとったりしていた。人数少ないし、のんびりした車内だから特に危ないようなことは何もなかった。荷物も足下だし、寝ても大丈夫だっただろうな。

それにしてもスゴイ空である。これがアンダルシアの空かー…とタイトルにしただけに感慨深かった。
ずっと天気いいと良いなー。

さて、そうこうするうちにグラナダ到着。タクシーに乗り込み、ホテル名を告げる。今度もいい運転手さんだった。7ユーロくらいだったが小銭がなかったので、チップ多めでいいか、と10ユーロ渡すとちゃんとおつりをくれた。荷物大きいのにごめんねー。

今夜のホテルは「パラドール・デ・グラナダ」別名サンフランシスコ。パラドールというのはスペインの国営ホテルで全国に86軒あるらしい。グラナダは特に人気があるので予約がとりにくいらしく、運が良かったようだ。ここがガウディに次ぐ今回の旅行の目玉かもしれない。
ここはまず、立地が素晴らしい。スペイン一の人気観光地と言われる「アルハンブラ宮殿」の敷地内にあるのだ。そして、雰囲気。元々「サン・フランシスコ」という修道院だったというこの建物は、客室こそそんなに広くないが古い(15世紀の建物をホテルに改築)からこそ漂う格式とあたたかみを感じる。
チェックインは無事終了。しかし、ベルボーイのおっちゃんに連れられて部屋に行くと、まだ掃除中だった。「ごめんね、あと15分くらいで入れるから。スーツケースは部屋に入れとくね」みたいなことを英語で言われたので、しばらくホテル内をブラブラすることに。

ロビーから階段を降りて行くと、バルとレストラン、そしてテラスと庭園。ここここ!ここに行きたかったんよー!かわいいタイル貼りのテーブル、木々の木漏れ日、石畳。

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青い空が眩しくて、天気が良くて本当に良かったと思った。更に降りると緑がキレイな庭園や二人がけの木のブランコなどがあり、そこから眺める景色も素敵だった。このホテルに泊まれて良かったなあ…

phukei.jpg

部屋にそろそろ行ってみる。今回の旅行はほとんどがカードキーだったが、ここだけは重い鍵を回して入る。中は決して広くはないが、木の窓枠や家具の一つ一つにもこだわりが感じられた。

parador1.jpg

こぢんまりとしたあたたかい客室という印象。キレイなリゾートホテルもいいが、こんなホテルにはなかなか泊まれない。今回はここをこだわってフリーにしたようなものだが、こだわって本当に良かったと思う。
さて、まだ明るいから部屋の中にいてももったいない。荷物をほどいてひと休みしたらまた近場を散策に行かなきゃ。洗面用具を出したり明日の服を掛けたり。あ、トイレも行っとこう。

スペインのトイレは日本と違って流す時はレバーを倒すのではなく、タンクについているボタンを押す、またはツマミを引くといったタイプが一般的だ。ここは後者だった。いつも押すのか引くのか戸惑い、「あ、ここは引くんだ」と引っ張った瞬間、

とれた。

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

そ、そんなバカな。てか、トイレだし、困るし、でも恥ずかしいし、壊した?!どどどどうしよーーー
一瞬にしてパニック状態。
スペインいちの人気ホテルに来ていきなりトイレのノブを引っこ抜いた女。それが私です…

私「大変…トイレのね、水流すツマミが」

相方「あ、ここ引っ張る奴だったね」

私「と…とれたんだけど…」

相方「は?!」

見に行く相方。タンクを開けようと試みるが外れない。

相方「うーん、でもなんかくるくる回してはめるみたいに見えるからここが外れればはまると思うんだけど」

私「そう?そう?治る?…でもフロントに言わないかんよね。英語で言える?」

相方「うーーん、なんとかなるんじゃない?」

私「外れるって英語で何なんやろ…」

とりあえずそうしてても仕方ないので、出かける準備をしてフロントに鍵を預けがてら報告。

相方「あー、Our room's toilet nob is…ポロン」


私「Σ( ̄ロ ̄|||)!!!」

なんかモノスゴイ英語を聞いた気がする…が、なんとか通じたらしく、帰るまでに直しておいてくれるらしい。ゴメンネ…

さて、ホテルの外に出てみると、結構な人出。さすが観光地。すぐのところからいっぱい人が出てくるから入ってみようとすると、係の人に「ticket?」と言われた。オオ、ここはチケットがないと入れないのね。
明日また来るからいいか…と思い、そのまま歩き出す。

空、青ーーーい!

psanpo.jpg

グラナダも少し寒いが、気持ちのいいところである。
途中なんだかスゴイ建物がある。これは何?手持ちの小さなポケットガイドによると、「カルロス5世宮殿」らしい。オオーーー、宮殿なんだ。じゃあ、またチケットがいるんだ。と思いつつも入り口の方に向かうと、ここはタダで入れる様子。中に入ってみて驚いた。外から見ると四角形だったのに、中はさながら円形劇場のようにまん丸だった。空が見えて気持ちいい!

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しかしガイドさんがいないので、どんな所なのかは良くわからないまま(笑)明日聞くからいいのだ。

いろいろ近辺を歩き回る。景色がいい所、古い建物がカッコイイ所、様々だ。しかし、ここはどこに行っても猫がいた。宮殿内にたくさん住んでいるようだ。観光客に餌をもらっているのか、みんな丸々としていてかわいい。人なつっこいから世界中から来る人にかわいがられてるんだろうなぁ。

さっきの宮殿前ではたくさんの人がお昼寝をしたり、読書をしたりして好き勝手に過ごしている。

carlos1.jpgcarlos2.jpg

世界遺産も、日常的に訪れる人たちには違った意味で愛されているのだろう。後でここに座ってみたら、他の場所に比べて風が全然当たらず陽当たりが良くてめちゃめちゃ暖かいのだ。そりゃ昼寝もするよなあ。

更に、景色のいい所に行くと売店があった。飲み物やアイスクリーム、お菓子が売ってるようだ。
ここでも私たちは「ドス セルベッサ」。ビールとポテチを購入。

cervesa.jpg

そしていい景色を前にカンパーイ。猫もいるし幸せ〜。

cats.jpg

私「ポテチおいしいね!」

相方「ねえ。いいね、このセット。安いし、買って帰ろうか」

私「うんうん、近くにお店とかなさげだしね」

しばらくマターリして、移動。あ、さっきのお店に寄らなきゃ。
あれ、閉まってる。


早っ!!


どんなタイミングで閉めるんだろう、まだいっぱい人いるのになあ。ちぇ。

寒くなってきたし、ホテルにそろそろ戻るか…
さっきの宮殿前でひと休み。ここはあったかいなあ。

…と、隣に犬を連れたおっちゃんが!!!
犬を見るとちょっと友好的になる私。
おっちゃんと目が合ったので「犬に触らせてもらえるかな?英語で聞いてみよう!」と、ちょっと近付いてみた。そしたら、どうも英語はわからない様子。スペイン語で一生懸命話しかけて来る。


わ、わからん…


私たちも負けじと日本語でしゃべり倒せば良かったのだが、悲しいかなNOと言えない日本人、おっちゃんがまくしたてるのを呆然と聞くしかなかった。なんとなく、この宮殿のことやグラナダのことを説明してくれているように思うんだが、なんせ早口だしまったくわからず。わからないことを話しても通じない様子で、ひたすらしゃべるまくるおっちゃん。おっちゃんはしゃべりたいだけみたいなので、しゃべらせとけばいいのかもしれないが、意味もわからず聞いているのが申し訳なくなって来る。

私「ど、どうする?」

相方「うーん、俺が先に向こうに行って君を呼ぼうか?」

私「エー、待ってよ」

相方「君が話しかけたんやろ」

私「うーー、じゃあ、徐々に離れるか…」


このままだとおっちゃんは暗くなるまで話し続ける勢いだ。しかし、こっちはしゃべってる意味がわからないのでどこで遮っていいかさえわからない。
徐々に離れつつ数少ない知っている言葉をとりあえず笑顔で

2人「ぐ…グラシアース」「アディオース」

と、フェイドアウトのようなおかしな別れ方をし、ホテルへ戻る。
ごめんねおっちゃん…でもわかんないんだよおお。
おっちゃんには「変なアジア人」と映ったんだろうなあ、私たち。

夜ゴハンはホテルのレストランが有名みたいなので、食べに行くことに。20:00オープンで、まだ時間があったので先にお風呂に入って、ドレスコードはカジュアルだったがジーンズではあれなので、スカートに着替えて行く事にした。相方もジーンズにTシャツではなく、シャツにチノパンで。

パラドールのレストラン(という名前なのだ)は、人気があるが予約ができないため、開店時間間もなく行ったがもう既に結構席が埋まっていた。
案内され、座ったと同時にパンが配られる。その後のレストランも、スペインはオーダーする前にとりあえずパンを配るのが普通みたいだ。ワインリストを見ると、意外とリーズナブル。ここに限らず、スペインは全体的にお酒が安い。白ワインを持ってきてもらい乾杯。スペインはお酒を頼むと必ずオリーブの実が出て来るのも特徴だなぁ。

pwine.jpg

メニュー体系はアラカルトもあったが、2品+デザートで30ユーロくらいのセットにしてみた。
私はにんにくの白いスープ「アホ・ブランコ」と、サーモンのムニエル。
相方は魚介のマリネ風サラダと牛肉のソテー。そして、デザート・コーヒー。

pdessert.jpg

3品だけでもおなかいっぱい。もう、最後の方は「許して下さい」モードである。
旅行前にダイエットしてたから、胃がちょっと小さくなってんのかなぁ。
おいしかったけど苦しかった…

ふうふう言いながら部屋へ。お風呂、先に入っといて良かった…
死んだように寝た。3日目、終了。

スペイン旅行記〜4日目

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2004.04.21

スペイン旅行記〜2日目

4月10日土曜日

8時頃目を覚まし、空色の天井を見てああスペインだと改めて思った。今日は旅行2日目。丸1日マドリードである。
さて、まずは朝ごはん♪
旅行の楽しみの一つだよね、朝ごはんは。いわゆるコンチネンタルブレックファストではなく、ビュッフェなので尚更楽しみ。
カールトンの朝食は帰って来て思い出しても1番おいしかったような気がする。
まずはジュースだよね。だいたいどこも3種類だった。オレンジ・パイン・ピーチ。パインって一般的なんだねぇ。なんだか沖縄とかハワイのイメージなんだけど。
そしてスペインならではだろうか?必ずといっていいほど朝食に山ほどあるハム。生ハム・ロースハム・ボンレスハム・ソーセージもいろいろ。生ハムはめちゃめちゃおいしいんだけど、朝からあんまりたくさん食べれないのが悔しい。
パンは、食パンやテーブルロール・デニッシュの他にこれまたスペインならでは?チュロスがあるところが多い。ミスドで食べるチュロよりサクサクしていて、あんまり甘くない。スペインでは一緒にチョコラーテ(ホットチョコレート)を飲む事が多いようだ。
そして驚いたのがデザートの量!フルーツやヨーグルトはもちろん、ケーキやタルトがこんなにたくさん!!

carlton2.jpg

残念ながらケーキは切られてなかったので(頼めば切ってもらえたんだろうけど)、プリンだけ食べた。
ああ、朝からおなかいっぱい…

帰りにフロントに寄ってセキュリティの鍵を借りる。スペインではほとんどのホテルがセキュリティボックスは有料なのだ。
さあ、部屋に戻って準備したら街散策&美術館だ!

私が身支度を整えたりガイド本を見ている間に相方はセキュリティ担当でガチャガチャしていた。

すっかり身支度も整い、行く所のチェックも終わった頃、相方はまだガチャガチャしている。

あの…ちょっとガチャガチャしすぎじゃ?

聞いて見るとどうも鍵を入れてかけるまではできるが、どうやっても抜けないという。またまた…と思い、私もチャレンジ。むぅ…抜けない。どーやっても抜けない〜。
他のことなら放っておくが、セキュリティだからそのままにはできない。
しかたないからフロントに電話をし、来てもらうことに。フロントの交渉は相方の役目(笑)
私にやらせると単語の羅列になるだけだからねえ。

フロントのお兄さんが来てくれたが、どうもすぐには治りそうにない様子。「同じような別の部屋に変わるか?」と聞かれたが、もう面倒だからセキュリティはもういいや、貴重品はスーツケースに入れて出かけることにした。

今日の予定は、まずプラド美術館。ホテルからすぐの距離である。
スペインは街歩きだけでも楽しいな。ホテルの場所なのか朝だからなのか人が少なく、キレイな街並。
マドリードってこんなにキレイなんだね。もっと雑然としたイメージだった。

入館料は1人3ユーロ(400円くらい)。安っ。日本じゃ考えられないよね。これだけの規模の美術館に500円未満で入れるなんて。しかも日曜は無料で入館できるらしい。

prado.jpg

カメラとか持ち込みダメなのかな?と思ったら別に問題ないようだった。でも相方のリュックはクロークに預けるよう言われた。私の斜めがけバッグはOK。どういう基準??
プラド美術館はとにかく広かった。そして絵の1枚1枚が大きい!
ここではゴヤ、エル・グレコ、ベラスケスが有名。スペインの三大巨匠といわれているそうだ。
ベラスケスの絵で有名なのはコレ。女の子がカワイイ。
ゴヤは「マハ」が有名だけど、強烈だったのはドロドロ系だなあ、やっぱり…
なんていうか、その3人に限らずスゴイパワーに圧倒され続けて、最後はめちゃめちゃ疲れていた。
そしてカトリックの国はほんと、キリストにまつわる絵が多いなあ…と思った。
磷付のキリスト、キリスト復活。赤ちゃんにはもれなく羽根が生えているし。信仰心の強さでは日本はどこにも勝てないな、きっと。
13世紀のロマネスク時代の教会を復元している部屋があって、そこはスゴかった。なんか、ゴヤとかスゴイ人の絵以外は写真撮ってもよさげだったんだけどビビリの私たちは怒られたら…と思い、撮れなかった。
でも1枚だけ相方がよりによってゴヤの絵を撮っていて、係の人に怒られていた(笑)

いや気持ちはわかるけどそれはダメだろう。

あと、ヨーロッパの絵はもれなく犬がいる絵が多くて楽しかった。猟犬だけどね。ここでも犬かい。

喉がかわいたので地下のカフェでオレンジジュースを飲む。でもなんかこの頃からおなかの調子がピンチになってきていたような気が…
さて、ゆんゆんパワー(ⓒ須藤真澄)にやられて外へ。もーうーダーメー。

マドリードは寒いと聞いていたので恐怖におののいていたが、天気が良かったのでぽかぽか。上着はやっぱり必須だけどね。チューリップとか、お花も咲いてて気持ちいい。
さて、次に目指すのはサマランカ地区。オシャレなお店が多いらしい。やっぱりCAMPERとシビラはチェックしとかないとね。
地下鉄2駅分くらいあるけど初めての街では近い近い♪
うぉ!大きい建物!ナニこれ?宮殿?
地図で調べたら

郵便局だった。

postoffice.jpg

お城みたいな郵便局…

あ!CAMPER発見。かわいい店内だった。

camper.jpg

靴も心なしか日本で買うより安い。どーしよっかな、と思ったけどそんなに荷物にならなそうなので、サンダルを購入。いえーい。
シビラも行ってみたけど、やっぱり本場でもシビラは高かった…カッコよかったけどね。

じゃあ、そろそろお昼ゴハンかな?今度は3駅くらい歩いたところに大きなデパートがあるみたいだから、そこを目指して歩く。途中で入りやすそうなお店があったら行ってみよう。
というか、そののんびりペースもだんだん真剣なものになってきた。私のおなかがまたピーンチになってきたからである。

私「どこかでトイレ借りれないかな?」

相方「あ、あそこ何かあるよ」

見たら、「ろう人形館」だった。

地下に降りて行くと、自販機とかいろいろあったけど…トイレはなかった。中に入らないとダメなんだろう。なんとろう人形館のクセに9ユーロもしやがるようだ。なんでプラド美術館の3倍も出してスペインまで来てろう人形館?と思い、やめた。まだもちそうだし…

しばらく歩くとちょっと入りやすい雰囲気のカフェレストランがあったので入ってみることに。
ガラスケースの中からメインを選んで、パンとドリンクとケーキがついて6ユーロくらいだった。やすーい。
ドリンクは迷わずビール。ビールはスペイン語で「セルベッサ」2つは「ドス」。

最初に覚えたスペイン語は「ドス・セルベッサ!」だった。

ていうか、おまえはおなかの調子が悪いんじゃないのかと小一時間…
スペインの昼は遅い。日本では12:00がランチで、早い所では14:00頃にはオーダーストップになってしまうが、スペインは14:00くらいが普通である。ここに入ったのも14:00くらいだった。
ケーキまで食べておなかいっぱい!ていうかおなかは大丈夫なのか!!

お店を出て、目的のデパート「エル・コルテ・イングレス」へ。これはスペイン中にあちこちあるデパートらしい。上の方のフロアは日本と同じようにファッションフロアだった。世界中のブランドがあった。
地下の食料品売場は楽しかった。ワインがたっくさん。オリーブオイル、でかっ!
デパートを出るとちょっと雨がパラついていたので、ホテル近くまで地下鉄で帰る事に。
初めての地下鉄でちょっとドキドキ。1本で帰れたのであっという間に着いた。
帰りにホテル近所のスーパーに寄ってみる。生ハムが目についた。

「夜は部屋でビール&生ハムにする?」

明日の朝も早いし、今からもう1つ美術館に行くので、きっとまたゆんゆんパワーにやられるだろう。よし!そうしよう。生ハムとポテチ、ビールと発泡性ワインの小瓶を買って一旦帰った。
買い込んだものを冷蔵庫に入れ、一息ついたらまた外へ。

今度はさらにホテルの近くにある「ソフィア王妃芸術センター」へ。
実はプラドよりこっちが本命だった。ここにはピカソの「ゲルニカ」があるのだ。
他にもダリやミロなど、個性的な作品が盛りだくさん。

そしてここは土曜の14:30以降は無料。ホントにいいのかって感じだ。

ここはまた広かった…プラド以上だった。
そして、プラドのようないわゆる「名画」というより、現代アートが多いのでまた別の意味でスゴイパワーだった。

「ゲルニカ」は、想像以上だった。もちろん絵は知っていたがその大きさ、実物の微妙な色合い、迫力…
なんていうか目の前で見ると絶句してしまった。抽象画の中になんていう絶望、なんていう恐怖が詰まっているのだろうか。ゴヤのような暗い絵ではなく、ピカソの抽象画で描かれているからこそ、余計恐怖と迫力を感じた。10分くらい絵の前から動けなかった。

他にもピカソの作品は有名なものがたくさん。「泣く女」とか。

相方「この絵のモデルってさー、できあがり見て複雑だろうね…」

確かに…私だったら「なんじゃこりゃー!」と短パン刑事の真似でもしてしまうかもしれない。

ミロは昔から好きな作家だ。色使いがかわいくて、線が独特。中には点だけで構成された絵もあった。うーん…ふ、深い…深すぎてわからん。
でも、ミロの絵に絶望はない。明るくて楽しい。そして時々切ない。バルセロナでミロ美術館に行かなかったのちょっと悔やまれるな。

そしてダリ。ダリはまた超独特な世界だ。幻想世界に迷い込んでしまったような錯覚に陥りそうになる。そしてそれは決していい夢ではないのだ。迷い込んでしまったら2度と抜け出せなくなりそうな漠然とした恐怖。でも、怖いもの見たさでやっぱり見てしまう。私にとってのダリはそんなイメージだ。
もちろんそんな悪い夢のような絵ばかりではない。「後ろ向きに座る少女」や「窓際の少女」はすごく繊細できれいな作品だ。ダリ美術館はバルセロナからさらに電車で2時間くらいかけたフィゲラスというダリの生まれ故郷にあるらしい。そして、ダリ自身もこの美術館に眠っているとのことだ。今回は時間がなくて行けなかったが、いつか行ってみたいと思う。

若手作家の現代アートも目を見張る作品が多くて、疲れていたがついつい回ってしまい、結局ほとんどのフロアを見て、またしてもゆんゆんパワーにやられまくってホテルに帰った。
夜はさすがに寒かった。風がぴゅー。でもスペインは昼が長いから嬉しい。20:00過ぎでも明るいのだ。

冷蔵庫からワイン・ビール・生ハムを出し、カンパーイ。いえーい、おつかれ〜。

テレビではなぜか、「クイズ・ミリオネア」があってた。みのさん役の人はちょっと若めのアナウンサーっぽかったが、雰囲気はやっぱりみのさん風だった。50-50やオーディエンス等のルールは同じだった。
しかし、最高金額がこっちでは1000万だが、スペインでは100万ユーロ(1億5000万円くらい)だった。スゲー!
そして日本のミリオネアと違うのは挑戦者がめちゃめちゃしゃべり倒すところだ。司会者よりしゃべってたかもしれない。さすがはラテン系。なんて言ってるかわからないのが残念だった。
その後は、なんかいっぱい双子が登場してはどれだけ似ているかをひたすら科学的に分析する(身長・体重・顔の輪郭等)というコンセプトのなんかどーでもいいような番組があっていた。変わった事に興味があるんだなあ、エスパーニャは。

wine.jpg

ビール・ワイン等を全て制覇し、本日は終わり。アートな1日だった。
明日は早起きして朝から電車で移動だ!

スペイン旅行記〜3日目

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2004.04.20

スペイン旅行記〜1日目

えー、なんだか1日目は移動しかしてないのに無駄に長くなってます…
こんなことじゃ2日目以降どんなことになってしまうんだ!!!

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4月9日金曜日

ついにこの日がやってきた。憧れのスペイン旅行。2人して初めてのヨーロッパ。
プランニングツアーのK野さんに命名してくれと言われ、今回のツアータイトルは「ガウディとアンダルシアの青い空」となった。電話でいきなり振られたので、命名したのは私。こっぱずかしいが、なかなか気の利いたタイトルである。

えー、本日は5時起き。(´・ω・`)ショボーン。
成田発は11:00だが、福岡ー成田のJALは7:15しかないのだ。前日の夜、できる準備はすべて済ませた。タクシーの予約も終え、あとは目覚ましをかけて寝るだけ。会社から帰って、小春たちを預けてから本格的な準備にとりかかったため、なんだかんだで1:00を過ぎてしまった。
いつも使っている目覚まし2コのうち、1コは持参するため1コだけセット。

相方「大丈夫?起きれる?」

私「大丈夫大丈夫。仕事だと起きれんけど、遊びなら目覚ましより先に目が覚めるんよ、昔から」

相方「一応俺の携帯も5分後でアラームセットしとこ…」(信じられんのかい)

当日の朝、ピピピピピピ…
アラーム音で目が覚める。相方の携帯だった。私の枕元の目覚ましは…速攻で止めてあった。


ダメじゃん。


いやあ、相方の用心なしでは今回の旅行はナシになってましたよ。イヤほんとに(汗)
私を信じないでくれてありがとう…

急いで準備を済ませ、タクシーで駅へ。まだ外は暗い。5時半だもんねえ。駅で撮った写真はなんだかくらーい感じだった…始発の電車で福岡空港へ。成田までは、寝てる間に着いたような気がする。

成田は15年ぶりくらいに行ったが、キレイになっていた。なんか前はもっと雑然としていたような印象だ。搭乗手続きは福岡で済ませていたので親に出発前の電話をしたり本屋で移動中に読む文庫本などを選んだりした。私のチョイス「宮部みゆき/心とろかすような」「イヌが喜ぶ106の裏ワザ」あと、飛行機に読み捨て用で雑誌anan「好きな男、嫌いな男」。無意識のうちに文庫2冊は犬にまつわるものばかりになってしまっていた。好きな男は相変わらずキムタクかい。嫌いな男の方が面白かったな(笑)窪塚くんとか去年までは「好き」にいたのに今年はいきなり「嫌い」に入ってたりして。

それから両替をして、搭乗口へ。チケットの搭乗時刻を出発時刻と勘違いし、慌てて搭乗口へ向かったので時間を持て余ししばらくのんびり。なぜか成田で携帯ゲーム「ZOOOO!」をしていた。
ようやく搭乗。飛行機はわりと古い感じだったが、個人テレビはついていた。昼間の移動だからなるべく寝ない方がいいと思い、映画を見ることに。
いろいろ選べたが、同時に始まって終わったら次の回、みたいな感じだったんでタイミング的に見れたのは「半落ち」「天使の肌」「モンスターズ・インク」の3作。全然違う3つでなんだかおかしい。

「半落ち」は言わずと知れた、主演の寺尾聡がアルツハイマーの妻(原田美枝子)を殺害した後の2日間をいろんな人の気持ちを錯綜させつつ暴いていくミステリードラマ。キャストが豪華だったなあ。
「天使の肌」は、フランス映画。最後は悲劇(…なのかなあ?)で終わるが、主人公のアンジェルは幸せだったのだろう。久しぶりにフランス映画見たけど寝なかったな(笑)主演の女の子かわいかった。フランス映画はファッションやインテリアでも楽しめていいね♪
「モンスターズ・インク」は見たいなーと思いつつ見ていなかったから嬉しかった。
もうオープニングタイトルから楽しめた。ドアがたくさん!かわいいアニメーションだなあ。やっぱディズニーはセンスあるなあ。日本語吹き替え版だったけど、石ちゃんのサリーも爆笑田中のマイクもハマり役で、素直に楽しめた。

昼間の移動なので、窓の外はずっと明るい。下を覗き込むと、ひたすらシベリアの雪原だった。

siberia.jpg


残り時間は、あんまり面白くない(笑)ゲームの中からハマるトランプゲームを見つけ、それをやっているうちにシャルル・ドゴール到着。でも疲れからかちょっと頭痛がしていて、乗り継ぎだけとはいえ初パリなのに頭痛かよ!とサビシイ気持ちでパリに降り立った。空港に着いたらサバイバーHからのリクエストで「♪シャルル・ドゴ〜ルルルルルル〜♪」(ⓒクレイジーケンバンド)と歌わなければならないのにぃ。

paris.jpg

さて、入国&ターミナル移動である。入国は問題なく終えたがシャルルドゴール広っ!
最初歩いてターミナル移動しようとしたが不可能ということが判明し、シャトルバスで移動。そこで搭乗手続き&搭乗。すっかり空港内アナウンス&搭乗手続きのお兄さんはフランス語だった。途中わからないのをわかってくれたのか、英語で対応してくれたが、最初は「…シルブプレ?」しか聞き取れなかった。
ターミナル内に犬発見!どうもこっちでは一緒に搭乗できるようである。貨物扱いじゃないんだ。いいなあ。
搭乗口のすぐ近くに自然保護団体WWFの募金箱があり、パンダが支えていた。

wwf.jpg


てか、パンダ虐待されてない?

イベリア航空でマドリードへ。ターミナル移動にオロオロして搭乗手続きが遅れたため、席が離れてしまった。でも体調が悪かったので寝モードになっていたため問題ナシ。私の隣はかわいいフランス人カップルだった。楽しそうにスペインのガイド本を見たり、機内誌を読んだりしている。なんかフランス人は何やっててもオシャレに見えていいなあ。イベリア航空はスペインの航空会社なので、アナウンスがスペイン語メインになった。ほぼ初めて聞くネイティブスペイン語。巻舌が激しくてめちゃめちゃ早口やなあ。それが第一印象。

さて、やっとのことでマドリード着。
ayuさんとこの旅行記で「荷物取り放題」とあったので、荷物受け取りには気合いが入る。やっぱり手荷物引換券との照合はなかったけど、無事ゲット。手荷物で怖いのはどっちかっていうとバリ島だったな。あそこは油断してるとスーツケースを勝手に運ばれてチップを要求されるからね。事前に知っていたから無事だったけど、やっぱり今にも運んで行かれそうな雰囲気だったもの。
マドリードでは係員のお姉さんが迎えに来てくれていた。
挨拶した後は携帯で電話を何度もかけ、スペイン語で怒鳴っていた。どうもドライバーがなかなか来ないらしい。「電話に出やがらない!」とか言ってた。


この先大丈夫でしょうか?(汗)


なんとかドライバーも到着し、小さなマイクロバスでホテルへ。


係「新婚旅行ですか?」

私・相方「(同時に)ああ…、まあ…」

係「(ずっこけ)」


(2人の心の動き)とりあえずハワイ行ったしなあ。もう1年も経ってるし…、でもとりあえず新婚旅行本番っていう名目だったし、まあ、新婚旅行か。

バスの中ではテロの話になった。

私「ビックリされたんじゃないですか?」

係「そうそう、でもあの日ずっとニュースを見てなくてお昼食べる時に『しんちゃん』見ようとしてTV入れたらテロのニュースやってて知ったのよ」

私・相方「し、しんちゃん?ってクレヨンしんちゃんですか?」

係「そうそう、こっちでは大人気よ〜」

スペイン人にはあのテが受けるのか…さすがラテン系。

そうこうしているうちにホテル到着。今日と明日はマドリード/アトーチャ駅近くのホテルカールトン。某有名ホテル「リッツ」と間違えられがちだが、あんな高級ホテルではない。

プランニングツアーさんの説明では自分でチェックインしろとのことだったが、チェックインまでやってくれているようだ。
なんていうか、お姉ちゃん日本人なのにめちゃめちゃオーバーアクションである。長く住むとスペイン人化してしまうんだろうなあ。
係員のお姉ちゃんとフロントのお兄さんがスペイン語でまくしたてている。

な、なんだかさっぱりわからないんですが…

話が一段落したようなので尋ねてみる。ひょっとして予約がうまくできてなかったとか…(汗)

私「な、何かあったんですか?」

係「ハネムーンだからダブルの部屋にしてって言ったら、聞いてないからツインしかないって言うのよ。でも何とかしろって言ったらジュニアスイートの部屋を用意してくれるって」

じゅにあすいーと!!!!

そんな部屋、初めて…ありがとう、お姉ちゃん。新婚旅行って言って良かった…
てか、激しくブーイングしてるように見えたけど、いい話だったんかい。まぎらわしいなあ。
お姉ちゃんはここまでで、部屋までは2人で行く。スペインはどこのホテルもベルボーイはついて来なかった。お札を崩してなかったのでチップとかいるんじゃないかとハラハラしたが、心配無用だった。その方が気楽でいいな。

部屋はリビングとベッドルームの2部屋だったが、ジュニアスイートだけあって広々として、なんかバーカウンターみたいのまであった。ここで立って飲むのか?スペイン人は。
壁は何故か空色だった。アンダルシアの青い空…じゃないか、まだ(笑)

carlton1.jpg

荷物をほどいて、お風呂に入って今日はここまで。小腹がすいたので機内でもらったパンを食べて寝た。
さあ、明日から本格的にスペイン三昧だ!

スペイン旅行記〜2日目

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